オリンピックでみた超人

友人の日記で知りました。
マイケル・フェルプス
>彼はＡＤＨＤ（注意欠陥多動性障害）

そこにコメントしようと思ったんですがなんか長くなるので
こちらに書きます。

ADHDやDyslexia（読み書き障害）、自閉症などこういう発達障害
の中には超人的な能力を持った人が散見されます。
彼女の言葉を借りますが（人の能力の）
>リソース(資源)は代わらない、どう配分するかだ・・と。
いう考え方の紹介もあります。確かに、です。

あと、なにより（おそらく周囲とちょっとかわってたであろう）彼を
健やかに育んだ環境が彼をここまでにしたのかな、とも思います。

そんな折の昨日の「人と違っていいのだ」という読売新聞の記事。
何気なく入った定食屋で読んだんですが、琴線にふれたのでちょうど
紹介しようと思ってたところでした。

記事によると最近の子は「クラスで浮いた存在になるのをおそれ
人と違うという理由で自分の持ち味を隠すことに腐心する」ことがあるようです。

そして残念なことに
「少しでも異なる特徴を持つ者に共同で攻撃を仕掛ける」
いじめのよくある構図で、仕事上よく聞く話です。

赤塚さんも満州生まれということで石を投げられたりなどして
いじめられたそうですが、漫画を書いたら
周囲の見る目があっという間に変わったそうです。
「勉強ができなくたって貧乏だって、自分だけの特技があるからいじめられない。
そんな子供が大勢いたんだよ」と赤塚さんのことば。

人と違ってることを許容し、認める（尊重する）ことの向こうには
（発達障害の有無にかかわらず）そんなちょっと変わった超人たち
の強力な（人を感動させたり、いろんなことのブレイクスルーへつながる）
パワーを生み出す必要条件な気がします。

僕は超人ではないので、そんな彼らのサポートがしたくて今、鳥取にいます。
研究を通じて、躰道を通じてそんな子たちのサポートを
これからもしていきたいんですが。。。

それにしても論文、書けない。
挫折感の頂点にいる私です。